FAQ

Q1:効果が抜群と言う事は危険な薬では?
効果が有るけれど、人やペット・家畜には安心です。 活性成分はいちばん簡単なアミノ酸のグリシンと肥料として使われている燐酸を結合させた物です。
Q2:コンパカレール液剤を散布した当日、犬や猫を放しても大丈夫?
コンパカレールの成分は普通物で、魚に対しても安全性の高いA類、発癌性や催奇性も認められていません。適切な使用方法の範囲で人、家畜やペットに影響有りません。
Q3:急性経口毒性LD50が10,000mg以上/kgとありますが、どういう意味でしょうか?
試験動物の半数が体重1kg当たり何mgのコンパカレール有効成分を口から食べさせたら死に至る量の事です。数字が大きい程、安全性が高い事になります。コンパカレール有効成分100%の物を体重50kgの動物が500g食べると半数の致死量という事です。因みにビタミンCは5,000mg以上/kg、食塩では3,750mg/kgです。
Q4:散布液を作っている時、手に薬液がついてしまったのですが?
水でよく洗うだけで問題ありません。急性径皮毒性LD50は5,000mg/kg以上(体重50kgの場合250g以上)でコンパカレール41%液剤500mlボトル全量が皮膚から体内に入る事は普通ありえません。
Q5:雑草を根まで枯らす位だから、散布した場所に作物や花の種や苗は植えられない?
土に落ちた活性成分は、直ちに土壌粒子に吸着され、効果が無くなります。散布同日でも種や苗が植え付けられます。
Q6:畑に散布後、何日くらいしたら作物を植えても良いでしょうか?
約1週間位して、一度耕してから作付けしてください。Q5と矛盾しているようですが、コンパカレール液剤は雑草を枯らす事が目的です。根まで完全に枯らす為に活性成分が満遍なく雑草体内に行き渡る必要が有ります。さもないと雑草の根が生き残り作物を植えた後、その雑草の根が再生します。
Q7:よく効く除草剤は、毎年使っていると土を悪くするのでは?
コンパカレールの成分はアミノ酸ですから土中の微生物の餌になり、約20日間で水と二酸化炭素とリン酸の自然物に分解され土壌中に不純物が残留しません。
Q8:土に染み込んだコンパカレール成分は、根から吸われるのでは?
土に落ちた有効成分は、直後、表面上の土壌粒子にガッチリと土に吸着され土の中を移動していく事も、植物に吸収される事も出来なくなります。土壌粒子に吸着された有効成分は除草剤としての活性を完全に失います。
Q9:直ぐ近くに涌水の井戸があり、大規模空地の雑草防除にコンパカレール溶剤を使っても、井戸水への問題はありませんか?
散布液が直接井戸に散布・落下しなければ問題ありませんので、飛散に注意して下さい。有効成分は土壌の表面で吸着され土の中を縦にも横にも動けません。
Q10:3日前にコンパカレールの100倍液を散布したが、全く効果がでません?
グリホサート剤の特徴は葉や茎から入って根まで行き渡り栄養を作れなくして雑草全体を枯らします。雑草中で移動が始まってから雑草全体に行き渡るまで約7日間かかります。雑草の大きさや種類により異なりますが、14日から1ヶ月位かかります。
Q11:効果の現れ方が遅いということは、枯れ始めるまで雑草は伸び続けるのでは?
枯れ始めると言う目に見える効果は遅くても、散布したその日から雑草の育成は完全にストップしてしまいます。コンパカレール液剤の雑草の枯らし方は、植物の生理機能を利用して吸収移行し栄養を作る事を出来なくしてしまうからです。
Q12:大型のススキやササ類を根まで枯らす強力な除草剤が、どうして果樹園で使って、果樹には害が無いのですか?
コンパカレール液剤は、樹木の木化した死んだ細胞からは吸収されません。従って、果樹類の幹に少々かかっても大丈夫です。
Q13:駐車場の雑草を除草したいのですが、大きくなりすぎたようで、大きい草は、ある程度刈り取ってから散布したほうが良いですか?
雑草は絶対に刈り取らないでください。コンパカレール溶剤は、雑草が大きく、葉や茎の量が多いほど、更には元気ですくすく生育している時程、よく効きます。
Q14:コンパカレール液剤を他の除草剤と混用し、早く効果を出させる事は出来ませんか?
他の除草剤との混用は避けてください。コンパカレール液剤は、雑草の葉から吸収され、根まで移行し、そして地下部を含め雑草全体をしっかり枯らす除草剤です。そこで混用するほかの除草剤が即効果的で、雑草の表明細胞を火傷の様に最初に破壊すると、寧ろコンパカレールの吸収と移行量が阻害され、効果が発揮されにくくなります。
農薬の使用に当たっては、農薬取締法で使用者も登録内容を遵守する旨定められています。必ず使用前にラベルの表記をご確認の上、誤使用等が無いようご注意下さい。
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