SDS
安全データシート
1. 化学品及び会社情報
化学品の名称 :
製品名称 : コンパカレール液剤
製品番号 (SDS NO) : Compacarer_Liquid_JP-1
推奨用途及び使用上の制限
推奨用途 : 除草剤
使用上の制限 : 農薬登録内容以外の使用は不可
供給者の会社名称、住所及び電話番号
販売者の会社名称 : アイアグリ株式会社
住所 : 茨城県土浦市北神立町2-12
電話番号 : 029-834-1133
FAX : 029-834-1130
製造者 : シーズ・インターナショナル・コーポレーション
住所 : 中華民国台北市中山区南京東路3段19号4F-1
2. 危険有害性の要約
化学品のGHS分類、GHSラベル要素
GHS分類
物理化学的危険性
爆発物：該当せず/分類対象外
可燃性ガス：該当せず/分類対象外
自然発火性ガス : 該当せず/分類対象外
化学的に不安定なガス：該当せず/分類対象外
可燃性ガス：該当せず/分類対象外
エアゾール：該当せず/分類対象外
酸化性ガス：該当せず/分類対象外
高圧ガス：該当せず/分類対象外
引火性液体：該当せず/分類対象外
可燃性固体：該当せず/分類対象外
自己反応性化学品：該当せず/分類対象外
自然発火性液体：該当せず/分類対象外
自然発火性固体：該当せず/分類対象外
自己発熱性化学品：該当せず/分類対象外
水反応可燃性化学品：該当せず/分類対象外
酸化性液体：該当せず/分類対象外
酸化性固体：該当せず/分類対象外
有機過酸化物：該当せず/分類対象外
金属腐食性物質：該当せず/分類対象外
鈍性化爆発物 : 該当せず/分類対象外
物理化学的危険性：該当せず/分類対象外
健康に対する有害性
急性毒性（経口）：分類できない
急性毒性（経皮）：分類できない
急性毒性（吸入）：分類できない
皮膚腐食性/刺激性：分類できない
眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性：区分 2A
呼吸器感作性：分類できない
皮膚感作性：分類できない
生殖細胞変異原性：分類できない
発がん性：分類できない
生殖毒性：分類できない
特定標的臓器毒性（単回ばく露）：分類できない
特定標的臓器毒性（反復ばく露）：分類できない
誤えん有害性：分類できない
環境有害性
水生環境有害性 短期(急性)：区分 2
水生環境有害性 長期(慢性)：分類できない
オゾン層に有害：分類できない
GHSラベル要素
注意喚起語：警告
危険有害性情報
強い眼刺激
水生生物に毒性
注意書き
安全対策
環境への放出を避けること。
取扱い後は汚染個所をよく洗うこと。
保護眼鏡/保護面を着用すること。
応急措置
眼に入った場合：水で数分間注意深く洗うこと。コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は
外すこと。その後も洗浄を続けること。
眼の刺激が続く場合：医師の診察/手当てを受けること。
廃棄
内容物/容器を地方/国の規則に従って廃棄すること。
3. 組成及び成分情報
化学物質・混合物の区別 :
混合物
| 成分名 | CAS No. | 含有量 (%). | 化審法番号 |
|---|---|---|---|
| イソプロピルアンモニウム=N-(ホスホノメチル)グリシナート | 38641-94-0 | 41 | - |
| ポリオキシエチレンアルキルエーテル | 69013-19-0 | 10 - 20 | 7-97 |
注記：これらの値は、製品規格値ではありません。
この成分表に記載なき成分は、日本政府によるGHS分類結果一覧に収載されていません。
危険有害成分
化管法(令和5年3月31日まで有効)「第1種指定化学物質」該当成分
ポリオキシエチレンアルキルエーテル
化管法(令和5年4月1日施行)「第1種指定化学物質」該当成分
イソプロピルアンモニウム=N-(ホスホノメチル)グリシナート , ポリオキシエチレンアルキルエーテル
4. 応急措置
応急措置の記述
吸入した場合
空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。
気分が悪いときは医師に連絡すること。
皮膚(又は髪)に付着した場合
汚染された衣類を直ちに全て脱ぐこと。
皮膚に付着した場合：多量の水/適切な薬剤で洗うこと。
皮膚刺激が生じた場合：医師の診察/手当てを受けること。
眼に入った場合
水で数分間注意深く洗うこと。コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。
その後も洗浄を続けること。
眼の刺激が続く場合：医師の診察/手当てを受けること。
飲み込んだ場合
口をすすぐこと。無理に吐かせないこと。
意識のある場合はコップ1 - 2杯の水、牛乳を飲ませる。
意識のない被災者には何も飲物を与えてはならない。
医師の診察/手当てを受けること。
急性症状及び遅延性症状の最も重要な徴候症状
徴候症状及び影響に関する具体的な情報なし。
医師に対する特別な注意事項
医師に対する特別な注意事項に関する情報なし。
5. 火災時の措置
消火剤
適切な消火剤
火災の場合は霧状水、泡、粉末、炭酸ガスを使用すること。
使ってはならない消火剤
使ってはならない消火剤データなし
特有の危険有害性
特有の危険有害性データなし
消火を行う者への勧告
特有の消火方法
関係者以外は安全な場所に退去させる。
安全な距離から散水冷却して周囲の設備を保護する。
安全に対処できるならば、製品容器を火災危険区域から移動すること。
消火活動を行う者の特別な保護具及び予防措置
保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を着用すること。
消火作業従事者は全面型陽圧の自給式呼吸保護具を着用する。
6. 漏出時の措置
人体に対する注意事項、保護具及び緊急時措置
関係者以外は近づけない。
回収が終わるまで充分な換気を行う。
適切な保護具を着用する。
ゴム長靴またはオーバーシューズを着用する。
環境に対する注意事項
漏れ出した物質の下水、排水溝、低地への流出を防止する。
下水、排水中に流してはならない。
封じ込め及び浄化の方法及び機材
不活性の物質（乾燥砂、土など）に吸収させて、容器に回収する。
多量に流出した場合、盛土で囲ってのち処理する。
回収物はラベルを貼って密閉容器に保管する。
7. 取扱い及び保管上の注意
取扱い
技術的対策
(取扱者のばく露防止)
ミスト/蒸気/スプレーの吸入を避けること。
(注意事項)
皮膚に触れないようにする。
眼に入らないようにする。
安全取扱注意事項
保護眼鏡/保護面を着用すること。
指定された個人用保護具を使用すること。
接触回避データなし
衛生対策
眼、皮膚、衣類につけないこと。
取扱い後は汚染個所をよく洗うこと。
この製品を使用するときに、飲食又は喫煙をしないこと。
取扱い後はよく手を洗う。
保管
安全な保管条件
容器を密閉しておくこと。
涼しいところに置き、日光から遮断すること。
施錠して保管すること。
(避けるべき保管条件)
乳幼児の手の届かないところに保管すること。
安全な容器包装材料データなし
8. ばく露防止及び保護措置
管理指標
管理濃度データなし
許容濃度
日本産衛学会の許容濃度データなし
ACGIH 許容濃度データなし
ばく露防止
設備対策
適切な換気のある場所で取扱う。
洗眼設備を設ける。
手洗い/洗顔設備を設ける。
保護具
呼吸用保護具
換気が不十分な場合、呼吸用保護具を着用すること。
手の保護具
保護手袋を着用する。推奨材質：非浸透性もしくは耐化学品ゴム
眼の保護具
側面シールド付安全メガネまたは化学品用ゴーグルを着用する。
皮膚及び身体の保護具
保護衣を着用する。
9. 物理的及び化学的性質
基本的な物理的及び化学的性質に関する情報
物理状態 : 液体
色 : 黄褐色
臭い : 弱いアミン臭
臭いの閾値データなし
融点/凝固点データなし
沸点又は初留点データなし
沸点範囲データなし
可燃性（ガス、液体及び固体）: 燃焼しない
爆発下限界及び爆発上限界/可燃限界 : 適用外
引火点 : 燃焼しない
自然発火点 : 適用外
分解温度データなし
pH : 4.8
動粘性率データなし
溶解度：
水に対する溶解度 : 溶ける
溶媒に対する溶解度データなし
n-オクタノール/水分配係数 : log Pow-3.61 (イソプロピルアンモニウム=N-(ホスホノメチル)グリシナート)
蒸気圧データなし
蒸発速度データなし
密度及び/又は相対密度 : 1.172
相対ガス密度(空気=1)データなし
粒子特性 : 適用外
10. 安定性及び反応性
反応性
反応性データなし
化学的安定性
通常の保管条件/取扱い条件において安定である。
危険有害反応可能性
危険有害反応可能性データなし
避けるべき条件
避けるべき条件データなし
混触危険物質
混触危険物質データなし
危険有害な分解生成物
危険有害な分解生成物データなし
11. 有害性情報
毒性学的影響に関する情報
急性毒性
製品の急性毒性（経口）
ラット LD50 > 5000 mg/kg
マウス LD50 > 5000 mg/kg
製品の急性毒性（蒸気吸入）
ラット(オス) LC50 約16 ml/m3
ラット(メス) LC50 約30 ml/m3
局所効果
皮膚腐食性/刺激性データなし
眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性
[会社固有データ]
(製品)
区分2A (自社データ)
呼吸器感作性又は皮膚感作性データなし
生殖細胞変異原性データなし
発がん性データなし
生殖毒性データなし
特定標的臓器毒性
特定標的臓器毒性（単回ばく露）データなし
特定標的臓器毒性（反復ばく露）データなし
誤えん有害性データなし
12. 環境影響情報
生態毒性
水生環境有害性
水生生物に毒性
水生環境有害性 短期(急性)
[会社固有データ]
(製品)
区分2 (自社データ)
残留性・分解性
残留性・分解性データなし
生体蓄積性
生体蓄積性データなし
土壌中の移動性
土壌中の移動性データなし
他の有害影響
オゾン層への有害性データなし
13. 廃棄上の注意
化学品、汚染容器及び包装の安全で、かつ、環境上望ましい廃棄、又はリサイクルに関する情報
廃棄物の処理方法
環境への放出を避けること。
内容物/容器を地方/国の規則に従って廃棄すること。
下水、地中、水中への廃棄を行ってはならない。
汚染容器及び包装
内容物を使い切ってから、容器を廃棄すること。
14. 輸送上の注意
国連番号、国連分類
国連番号またはID番号 : 該当しない
正式輸送名 : 該当しない
分類または区分 : 該当しない
容器等級 : 該当しない
IMDG Code (国際海上危険物規程) に該当しない
IATA 航空危険物規則書に該当しない
環境有害性
MARPOL条約附属書III - 個品有害物質による汚染防止
海洋汚染物質 (該当/非該当) : 非該当
特別の安全対策
特別の安全対策データなし
バルク輸送におけるMARPOL条約附属書II 改訂有害液体物質及びIBCコード
有害液体物質(Ｙ類)
イソプロピルアンモニウム=N-(ホスホノメチル)グリシナート(Y-152)
国内規制がある場合の規制情報
船舶安全法に該当しない。
航空法に該当しない。
15. 適用法令
当該製品に特有の安全、健康及び環境に関する規則/法令
毒物及び劇物取締法に該当しない。
労働安全衛生法に該当しない。
化学物質管理促進(PRTR)法(令和5年3月31日まで有効)
第1種指定化学物質
ポリ(オキシエチレン)=アルキルエーテル(アルキル基の炭素数が12から15までのもの及びその混合
物に限る。)(12%)[(1-407)]
化学物質管理促進(PRTR)法(令和5年4月1日施行)
第1種指定化学物質
ポリ(オキシエチレン)=アルキルエーテル(アルキル基の炭素数が12から15までのもの及びその混合物に
限る。)(12%)[(管理番号407)];
アルファ-アルキル-オメガ-ヒドロキシポリ(オキシエタン-1,2-ジイル)(アルキル基の炭素数が16から
18までのもの及びその混合物であって、数平均分子量が1000未満のものに限る。)及びアルファ-
アルケニル-オメガ-ヒドロキシポリ(オキシエタン-1,2-ジイル)(アルケニル基の炭素数が16から18までの
もの及びその混合物であって、数平均分子量が1000未満のものに限る。)並びにこれらの混合物(12%)
[(管理番号578)];
アルファ-アルキル-オメガ-ヒドロキシポリ(オキシエチレン)(アルキル基の炭素数が９から１１までのもの
及びその混合物であって、数平均分子量が１，０００未満のものに限る。）(12%)[(管理番号580)];
グリホサート並びにそのアンモニウム塩、イソプロピルアミン塩、カリウム塩及びナトリウム塩(41%)
[(管理番号605)]
消防法に該当しない。
化審法
優先評価化学物質
ポリオキシエチレンアルキルエーテル(政令番号188 生態影響);
ポリオキシエチレンアルキルエーテル(政令番号189 生態影響);
ポリオキシエチレンアルキルエーテル(政令番号250 生態影響)
農薬取締法
除草剤、農林水産省登録 第20997号
16. その他の情報
参考文献
Globally Harmonized System of classification and labelling of chemicals, UN
Recommendations on the TRANSPORT OF DANGEROUS GOODS 21th edit., 2019 UN
IMDG Code, 2018 Edition (Incorporating Amendment 39-18)
IATA 航空危険物規則書 第62版 (2021年)
2020 EMERGENCY RESPONSE GUIDEBOOK (US DOT)
2021 TLVs and BEIs. (ACGIH)
JIS Z 7252 : 2019
JIS Z 7253 : 2019
2021 許容濃度等の勧告 (日本産業衛生学会)
Supplier's data/information
GESTIS-Stoffdatenbank
Pub Chem (OPEN CHEMISTRY DATABASE)
責任の限定について
本記載内容は、現時点で入手できる資料、情報データに基づいて作成しており、新しい知見によって
改訂される事があります。また、注意事項は通常の取扱いを対象としたものであって、特殊な取扱いの
場合には十分な安全対策を実施の上でご利用ください。
ここに記載したGHS分類区分の算定根拠は現時点における日本公表データ (NITE 令和2年度（2020
年度）)です。
但し、当社の判断に基づいて、データを一部変更しております。